なぜ、金融会社によって利息の差が出るのだろう?
私たちがお金を借りるところといえば、銀行系、クレジット会社系、消費者金融系になります。 でも、それぞれ利息の差があります。それはなぜでしょう。
簡単に言えば、仕入れ値の差、審査基準が違うからなんです。
・お金の仕入値 ・審査基準
まず、商売をはじめる場合には、商品を仕入れることからはじめなければなりません。 金融系の場合は、商品が”お金”になるわけです。 お金がないことには、人に貸したくても貸せないわけです。
では、どこから借りるのか?
当然、銀行系の場合は、預金者からお金を借りています。 今はゼロ金利の時代ですので、我々にとっては、貸しているというよりは預けているといった ところでしょうか。 ほぼ、ただで借りることができるわけです。
一方、消費者金融会社はどうかというと、当然預金者などいませんから、銀行から借りている わけです。もちろん銀行へは利息を支払わなければなりません。安いところから仕入れれば、安く売ることができる。逆に高くなってしまったら、その分高く売 らざるおえない。これはもう当たり前のことですね。
次に審査基準。簡単に言えば、甘いか厳しいかということなんです。 甘い審査、厳しい審査とはなにかというと、顧客の属性によって決まってきます。
以下を比べてみてください。
顧客1
40代・一部上場企業勤務・妻子あり・持ち家・年収800万円
顧客2
20代・フリーター・独身・アパート暮らし・年収200万円
どうでしょう。どちらが信用できると思いますか?
当然、顧客1の方ですね。 会社というのは、事故率(回収できない割合)の統計を持っています。
例えば、顧客1のケースだと事故率が0.5%だとする。 ということは、1000人に貸した場合、995人はちゃんと返してくれることになります。
一方、、顧客2の場合の事故率が3%だとする。 ということは、1000人に貸した場合、970人は返済してくれるが、30人からは借金を踏み倒 されてしまうことになります。当然回収できなかった30人分のお金が、利息として残り970人 に上乗せしまうしかないのです。
上記の統計から、顧客の属性によって、ある程度の利息が決まっていくわけです。
事故率の低い属性に貸す場合と、高い属性に貸す場合は利息が違っても当然ですね。
保険料などもまつたく同じことが言えます。20代に入る場合と、60代で入る場合とでは、 死亡率に差が出ます。その分保険料に違いがでるのです。
銀行系の審査に落とされても、利息の高い消費者金融系で借りられるケースもあるわけです。
